ついに当日まで明かされなかった「新商品」
「9月1日、1番新しいキリンビール、誕生です」で締めるCMを皆さんも最近見ることが多かったのではないでしょうか。
鈴木亮平さん、堤真一さん、満島ひかりさん、福原遥さん、飯豊まりえさん、賀来賢人さんと本当に豪華な6名がキリンビールへの思いを語っていますよね。
とはいえ、そのCM内では肝心な「新商品」、具体的な商品情報についてはノータッチ。
CMの放映開始から9月1日が近くなれば具体的な情報も発信されるかと思いきや、昨日8月31日までまさかのシークレット。謎に包まれたまま9月1日を迎えました。
あるところでは、今話題の「『晴れ風』に続く新ブランドの誕生か…?」や、はたまた「既存ブランドのリニューアルか…?」など様々な憶測が飛び交っていたところでした…
元バーテンダーの筆者も含め、お酒好きにはこの9月1日が待ち遠しかったのではないでしょうか。
その真相を確かめるべく、日付が変わった9月1日の早朝、私は胸を躍らせ24時間営業のスーパーにて答え合わせをしに行きました。

新商品とは「これ」のことだった!!
スーパーに着いてお酒コーナーを巡回。
一周目は気がつきませんでした。「まだ時間も早かったので陳列されていない…?」と思っていたその時、レジ横の特設ブースにて…。

ありました。正解は…、定番ブランドのキリン一本搾りのリニューアルだったのです!
我々にすでに馴染み深いカラーリングだったので、スーパーにも溶け込んであり、目を凝らした2周目にようやく気がつきました。
正直なところを言うと、なんとなくそんな気はしていました。笑
が、CMで伸ばしに伸ばして我々に抱かせた期待感と、晴れ風誕生の衝撃から、「新ブランドであって欲しいな」というワクワク感があったのは事実なので、見つけた瞬間は正直少し寂しい感じがしました。
ですが、4月2日に晴れ風が誕生して、まだ5ヶ月弱なので新ブランドを期待するのは時期尚早ですよね笑
そもそも「キリン一番搾り」ってどんなビール?
そもそも、キリン1番搾りには以下のような特徴があります。
- 一番搾り製法: 麦汁をろ過する際に最初に流れ出る一番搾り麦汁だけを使用することで、麦の旨みを最大限に引き出し、雑味のないすっきりとした味わいを実現している。
- 麦芽100%: 副原料を使用せず、麦芽100%で作られているため、麦本来の風味をしっかりと味わえる。
- 低温麦芽ろ過: 麦芽を低温でゆっくりとろ過することで、麦の旨みを損なわず、雑味を抑えている。
特出すべきはその名にある通り、一番搾り麦汁だけを使った、簡単に言うと1番美味しいところだけを持っているビールであるといえます。
苦味と甘味のバランスが良く、定番の味わいとなっていて自宅用や居酒屋などでも35年間愛されているブランドです。

リニューアルによってどう変わったのか?
キリンビールの公式サイトによると、以下の点が変わったとのことです。
- ホップ配合の見直し: 雑味を低減させ、味わいのバランスを向上させた。
- 仕込み時の温度変更: 「一番搾り」本来の麦の味わいがより感じられるようになった。
- パッケージデザイン

飲んでみた感想
正直なところで言うと、、、あまり変わらないというのが私の個人的な感想です!!!
これは決してマイナスな意味ではなく、あまり変わらず、ずっと安定の美味しさが保たれているという事実が、このブランドのファンにとっては大切なことかなと思います。

また、私は毎日一番搾りを飲んでいるわけではないので正直違いがそんなにわかりませんでしたが、毎日飲まれている方からすると明確に違いがわかるかもしれないのでここはあくまで筆者の主観として捉えていただきたいです。
ただ、ホップ配合の見直しが行われたということで、以前から他のビールと比べると少し味の濃いビールという印象でしたが、今回飲んでみると、少しスッキリして飲みやすくなったようなそんな気がしました。
最後に
CMで話題だった、9月1日の新商品の答えは、「リニューアルしたキリン一番搾り」でした。
35年間愛されている定番の味も、改良を重ねて日々進化しているからこそこれほど愛されているのだと改めて感じました。
きっとスーパーやコンビニでは「新」と大きく書かれて目立つところに陳列されていることと思いますので、次見かけたときは改めてこの「ど真ん中のビール」を味わってみてはいかがでしょうか。
それでは今夜も良い酔いを。 ーーーヨイゴコチ